門脇接骨院

脊柱管狭窄症とは?

他の原因で痛みや痺れを訴えることもあります

脊柱管狭窄症

ヘルニア同様に、生理学上圧迫による症状は麻痺と言われています。やはり、原因と考えられている大きなものは筋筋膜性症候群などの軟部組織の損傷並びにバランスの崩れなどからくる筋硬結や筋膜の重積が原因ではないかと最近は考えられています。

脊柱管狭窄症があっても手術しなくてもよいのか?

手術と理学療法の差はないということも

腰痛の原因である、「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」は、脊髄神経が通る脊柱管という管が狭くなり、神経と血管が圧迫されて痛みを起すと言われています。
内科分野の国際誌であるアナルズ・オブ・インターナル・メディシン誌に、米ピッツバーグ大学の研究グループが脊柱管狭窄症の痛みを取るための方法として、外科的手術で圧迫を除く方法の有効性の検証はされてきたものの、手術以外の治療についての有効性についてはあまり検証されなかったため、研究グループは手術と理学療法の効果の違いや男女差についても調べたそうです。
対象は、脊柱管狭窄症患者さんのうち手術に同意した50歳以上の169人。2000年11月から2007年9月にかけて対象者をランダムに手術を受ける87人と理学療法を受ける82人に分け、24カ月の追跡調査をして、手術グループは74人、理学療法グループは73人について治療効果を最後まで確認し、追跡調査を終了した2年時点で症状を「SF36」という専門の質問票で点数付け、手術をしても差は生まれず平均的な改善率は手術グループと理学療法グループとの間で統計学的に意味のある差はなかったそうです。理学療法から手術に切り替える人が57%に上っていたので、その影響も含めて治療効果を検証。手術をしたからといって症状が軽くなるという結果にはつながっていなかったと報告しています。
手術をお考えになっている方は、痛みや痺れがあっても神経症状(運動麻痺・知覚麻痺)が無ければ、もう少し理学療法や各種施術などで経過をみるのもいいかもしれません。

脊柱管狭窄症

【資料文献】
Delitto A et al. Surgery versus nonsurgical treatment of lumbar spinal stenosis: a randomized trial. Ann Intern Med. 2015;162:465-73.

腰椎狭窄症の手術対非外科的治療:無作為化試験